託け言(読み)カズケゴト

デジタル大辞泉 「託け言」の意味・読み・例文・類語

かずけ‐ごと〔かづけ‐〕【託け言/託け事】

口実を設けること。また、そのような言い方。
矯詔とは、天子詔書と―を云ひかけて殺す事ぞ」〈蒙求抄・六〉

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精選版 日本国語大辞典 「託け言」の意味・読み・例文・類語

かずけ‐ごとかづけ‥【被言・託言】

  1. 〘 名詞 〙 他のことを口実とすること。
    1. [初出の実例]「矯詔とは、天子の詔書とかづけごとを云かけて殺す事ぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)六)

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