図書館情報学用語辞典 第5版 「記録管理」の解説 記録管理 情報を記録したすべての情報記録媒体を体系的に管理,統制する機能.その過程には,記録の作成から,最終的に廃棄されるか歴史・文化的記録として保存されるまでを含む.記録管理論の構成要素には,記録リテンションの決定,記録保管所の運営,記録の保護,書式やフォーマットの管理,情報記録技術の管理,ファイリングシステムの設計と管理等がある.この領域を研究し,理論構築を図るのが記録管理学であり,図書館情報学との主な相違として,対象に著作物性のない業務文書を含むことと,記録の作成時点でその情報のライフサイクルを決定するリテンションスケジュールが決定されていることがあげられる.近年では電子文書化への対応や,情報公開による透明性の確保,外部への説明責任が重要度を増している.[参照項目] 情報公開 | ファイリングシステム 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by