訥々(読み)とつとつ

精選版 日本国語大辞典 「訥々」の意味・読み・例文・類語

とつ‐とつ【訥訥・吶吶】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 口ごもりながら話すさま。どもるさま。
    1. [初出の実例]「無口な新治が訥々(トツトツ)と喋りだした」(出典潮騒(1954)〈三島由紀夫〉六)
    2. [その他の文献]〔礼記‐檀弓下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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