許し文(読み)ユルシブミ

デジタル大辞泉 「許し文」の意味・読み・例文・類語

ゆるし‐ぶみ【許し文/赦し文】

許可状。認可状。許し状。
罪を許す旨を記した文書赦免状。許し状。
「入道相国の―取り出いて奉る」〈平家・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「許し文」の意味・読み・例文・類語

ゆるし‐ぶみ【許文・赦文】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 許可状。認可状。ゆるし状。
    1. [初出の実例]「中宮職舎人、待職許文、然後補」(出典延喜式(927)二八)
  3. 罪を許す旨を記した文書。赦免状。ゆるし状。
    1. [初出の実例]「鬼界が島の流人共めしかへさるべき事さだめられて、入道相国のゆるしぶみ下されけり」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む