訴状箱(読み)そじょうばこ

精選版 日本国語大辞典 「訴状箱」の意味・読み・例文・類語

そじょう‐ばこソジャウ‥【訴状箱】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代幕府が、評定所などに備え置いて、箱訴(はこそ)する者に訴状を投げ入れさせた箱。
    1. [初出の実例]「訴状箱え書付入候事、右は御仕置筋之儀に付御為に可成品并諸役人を始私曲非分有之事可致直訴候」(出典:御触書寛保集成‐四四・享保七年(1722)四月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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