箱訴(読み)ハコソ

デジタル大辞泉 「箱訴」の意味・読み・例文・類語

はこ‐そ【箱訴】

江戸時代、8代将軍徳川吉宗が、庶民からの直訴じきそを受けるために設けた制度評定所門前に置いた目安箱訴状を投げ入れさせた。

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精選版 日本国語大辞典 「箱訴」の意味・読み・例文・類語

はこ‐そ【箱訴】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、評定所門前の目安箱に訴状を投げ入れて直訴すること。
    1. [初出の実例]「度々箱訴いたし、手鎖成候処、差免候以後、又候訴状入候もの 江戸払」(出典:徳川禁令考‐後集・第一・巻八・寛保元年(1741))

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