普及版 字通 「詁」の読み・字形・画数・意味
詁
12画
[字訓] よみ・よむ
[説文解字]
[その他]
[字形] 形声
声符は古(こ)。〔説文〕三上に「故言を訓(よ)むなり」とあり、古語を、今の語を以て解することをいう。〔詩、毛伝〕は正しくは〔詩毛氏詁訓伝〕という。訓詁をまた解詁といい、訓故・解故・故訓のように故を用いることがある。
[訓義]
1. よみ、よむ。
2. 故と通用し、故訓の意に用いる。
[古辞書の訓]
〔立〕詁 カタル・ヲシフ・イフ
[語系]
詁・故・古kaは同声。〔毛伝、〕に「詁とは古なり。古今言を異にす。之れをじて、人をして知らしむるなり」とあり、みな一系の語である。
[熟語]
詁訓▶
[下接語]
引詁・解詁・義詁・訓詁・字詁・伝詁
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報