詔獄(読み)しよう(せう)ごく

普及版 字通 「詔獄」の読み・字形・画数・意味

【詔獄】しよう(せう)ごく

勅命で裁判する。〔史記、文帝紀〕十三年五、齊の太倉の令淳于(じゆんうこう)、罪りて刑に當る。詔獄して(とら)へられ、長安に徙(うつ)しがる。~其の少女(ていえい)、自ら傷悲して~上書す。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の詔獄の言及

【錦衣衛】より

…明では宮城および首都の護衛を任とする禁衛軍が,はじめ12衛のち22衛あり,皇帝に直属した。錦衣衛はその一つで,鹵簿(ろぼ)の儀仗,宮禁の守護に当たったが,また都城の内外で犯人の逮捕や訊問をも行ったので詔獄ともいわれた。詔獄とは詔書によって繫治(けいち)する獄の意である。…

※「詔獄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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