詞花集(読み)しかしゅう

精選版 日本国語大辞典 「詞花集」の意味・読み・例文・類語

しか‐しゅうシクヮシフ【詞花集・詞華集】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 美しい詩文を集めた書物アンソロジー
    1. [初出の実例]「かういふ風に考へながら明治大正の詞華集を繙(ひもと)くと」(出典:詩と現代生活について(1934)〈河上徹太郎〉)
  2. [ 2 ]しかわかしゅう(詞花和歌集)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む