デジタル大辞泉 「詢」の意味・読み・例文・類語 じゅん【詢】[漢字項目] [人名用漢字] [音]ジュン(慣) [訓]とう はかる問いたずねる。相談する。はかる。「諮詢しじゅん」[名のり]まこと 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「詢」の読み・字形・画数・意味 詢人名用漢字 13画 [字音] ジュン[字訓] はかる・とう[説文解字] [金文] [字形] 形声声符は旬(じゅん)。〔説文新附〕三上に「謀るなり」とあり、〔詩、小雅、皇皇者華〕に「(あまね)く爰(ここ)に咨詢す」とみえる。もと徇察して諮謀することをいう。〔左伝、襄四年〕「善に訪問するを咨と爲し、親に咨(はか)るを詢と爲す」と詩の字義を解するが、咨は次(なげ)き訴えて神意を諮(と)うこと、詢は群神に徇(あまね)く諮うことをいう。[訓義]1. はかる、神意にはかる。2. とう、人の意見を求める、訪ねはかる。3. 洵と通じ、まこと。[古辞書の訓]〔名義抄〕詢 トフ・トブラフ・ノル・ハカル・イトナフ・イトナム・ツカマツル・マトム[語系]詢・恂siunは同声。恂は〔説文〕十下に「信(まこと)の心なり」と訓し、まこと。徇ziuen、循・(巡)ziunも声近く、めぐり問う意がある。[熟語]詢按▶・詢及▶・詢求▶・詢察▶・詢咨▶・詢事▶・詢悉▶・詢請▶・詢逮▶・詢納▶・詢謀▶・詢訪▶・詢問▶[下接語]細詢・咨詢・諮詢・致詢・内詢・博詢 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報