詩歌合(読み)しいかあわせ

精選版 日本国語大辞典 「詩歌合」の意味・読み・例文・類語

しいか‐あわせ‥あはせ【詩歌合】

  1. 〘 名詞 〙 数名左右にわかれ、同一の題について、一方和歌、一方は漢詩を作り、それをくらべ合わせて優劣を競うもの。また、それを記録したもの。しかあわせ。
    1. [初出の実例]「摂政殿にて歌を詩に合はせらるべしとておなじ題を二首よませられし。詩哥合とかやの初め也」(出典:拾遺愚草(1216‐33頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android