詮所(読み)せんずるところ

精選版 日本国語大辞典 「詮所」の意味・読み・例文・類語

せんずる【詮】 所(ところ)

  1. ことの筋みちを明らかにして、考えて到達したところ。多く副詞的に「結論をいえば」の意に用いる。つまり。要するに。結局。所詮。
    1. [初出の実例]「せんずる所、我等が敵(かたき)は西光父子に過たる者なしとて」(出典平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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