デジタル大辞泉 「詰め開く」の意味・読み・例文・類語 つめ‐ひら・く【詰め開く】 [動カ四]1 談判する。かけひきをする。「こちの人が京からの帰りを待って―・かせ」〈浄・宵庚申〉2 能楽で、声を短くつめたり長く伸ばしたりして調節する。「てにはの字にて―・きて謡うたふべし」〈花鏡〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「詰め開く」の意味・読み・例文・類語 つめ‐ひら・く【詰開】 〘 他動詞 カ行四段活用 〙① 短くつめたり長くのばしたりして調節する。加減する。[初出の実例]「句により、文字によりて、ひゃうしをつめひらくべき事、師伝の習道也」(出典:風曲集(1423頃))② 談判する。掛け合う。話をつける。[初出の実例]「右も左もさいはもらさず 歌合古事古哥引てつめひらき」(出典:俳諧・新増犬筑波集(1643)油糟) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例