誘き入れる(読み)オビキイレル

デジタル大辞泉 「誘き入れる」の意味・読み・例文・類語

おびき‐い・れる【誘き入れる】

[動ラ下一][文]おびきい・る[ラ下二]だましてさそい入れる。「敵を難所に―・れる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「誘き入れる」の意味・読み・例文・類語

おびき‐い・れる【誘入】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]おびきい・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 敵などをあざむいてさそい入れる。誘導して相手に不都合な場所におもむかせる。
    1. [初出の実例]「敵勝(かつ)に乗て城中へ責入らば敵を皆内へ帯(ヲヒ)き入て後、同時に数千の家々に火を懸て」(出典太平記(14C後)三八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android