日本歴史地名大系 「読谷補助飛行場」の解説 読谷補助飛行場よみたんほじよひこうじよう 沖縄県:沖縄島中部読谷村読谷補助飛行場[現在地名]読谷村座喜味・喜名・伊良皆・大木・楚辺・波平読谷村のほぼ中央に位置する。米海兵隊の補助飛行場。二〇〇二年(平成一四年)三月現在の面積は一・九〇七平方キロ。地主数は二二七人で年間賃借料一億五千万円。基地従業員はいない。当施設は一九四四年(昭和一九年)に旧日本軍が建設した沖縄北飛行場を、四五年四月の米軍占領により読谷補助飛行場として使用が開始されたもので、以後整備拡張が進んだ。区域内の座喜味(ざきみ)・喜名(きな)・伊良皆(いらみな)・大木(おおき)・楚辺(そべ)・波平(なみひら)にあった集落は収用されたため住民は居住区の移転を余儀なくされ、周辺地区だけでなく現中城(なかぐすく)村・金武(きん)町域まで移住した者もいた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by