デジタル大辞泉 「誰時星」の意味・読み・例文・類語 たれどき‐ぼし【▽誰時星】 明け方に見える金星の異称。明けの明星みょうじょう。かわたれぼし。「暁の―も清澄きよずみの海原とほくのぼる山かな」〈廻国雑記〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「誰時星」の意味・読み・例文・類語 たれどき‐ぼし【誰時星】 〘 名詞 〙 明け方に見える金星。あけの明星。かわたれ星。[初出の実例]「暁のたれとき星も山の端に、まだ出でなくにかへるせなかな〈小町〉 たれときぼしとは明星を云ふ也」(出典:古今打聞(1438頃)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例