調摂(読み)ちょうせつ

精選版 日本国語大辞典 「調摂」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐せつテウ‥【調摂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. からだを整え養うこと。摂生
    1. [初出の実例]「第寒気已至。少加調摂、勿玄理、羸上レ体」(出典:南郭先生文集‐初編(1727)九・答津宗栄)
    2. [その他の文献]〔沈遼‐徳相送荊公三詩用元韻戯為之詩〕
  3. ちょうせつ(調節)
    1. [初出の実例]「故に大教を宣布する者誠に能く斯旨を体認し人情を省て之を調摂し風俗を察して之を提撕し」(出典:太政官達‐明治四年(1871)七月四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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