摂生(読み)セッセイ

精選版 日本国語大辞典 「摂生」の意味・読み・例文・類語

せっ‐せい【摂生】

  1. 〘 名詞 〙 飲食・性欲などをつつしみ、健康に注意すること。養生(ようじょう)
    1. [初出の実例]「摂生四要 セッセイノシヨウ」(出典:書言字考節用集(1717)一〇)
    2. 「細かに医師の戒を守りて摂生しつつ」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉中)
    3. [その他の文献]〔老子‐五〇〕

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普及版 字通 「摂生」の読み・字形・画数・意味

【摂生】せつせい

養生。南朝宋・謝霊運〔石壁精舎、湖中に還るの作〕詩 慮(こころ)澹(たん)なれば物自ら輕く (こころ)(かな)へば理ふ無し 言を寄す、攝生の客 試みに此のを用(もつ)て推せ

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