諏訪の梅林(読み)すわのばいりん

日本歴史地名大系 「諏訪の梅林」の解説

諏訪の梅林
すわのばいりん

[現在地名]日立市諏訪町

諏訪川の渓谷がやや広くなっている字山田やまだにある。「諏訪の梅山」としても有名で、現在約三〇〇本ある。徳川斉昭が天保四年(一八三三)藩主となって最初の領内巡視で諏訪明神参拝、祠官多賀野摂津の錦谷きんこく亭に寄り、村民に梅を植えさせたのが起りと伝える。同一五年の諏訪村反別絵図(長山家蔵)には「梅ノ木御林」として、花の残る梅の林が柵に取囲まれ、柵には木戸が設けられた図が描かれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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