古木(読み)コボク

デジタル大辞泉 「古木」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぼく【古木】

年を経た樹木老木
[類語]老木老樹樹木木本木木きぎ花木果樹雑木苗木若木成木老い木生木立ち木埋もれ木枯れ木朽ち木倒木流木名木霊木神木大木大樹巨木巨樹低木灌木高木喬木

ふる‐き【古木】

年を経た木。老樹。こぼく
一度使って古くなった木材。古材。

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精選版 日本国語大辞典 「古木」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぼく【古木】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 年を経た樹木。老木。
    1. [初出の実例]「滋唯泣早朝露、古木空浮薄暮煙」(出典凌雲集(814)奉和傷右衛大将軍故宿禰御製〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔江総‐卞山楚廟詩〕
  3. 香木の名、分類は羅国(らこく)。香味は苦甘辛。六十一種名香の一つ。佐々木道誉所持という。
    1. [初出の実例]「古木(コボク)と号する事、道誉老人作分のよし」(出典:志野宗信筆記(香道秘伝所収)(1501か))
  4. ( から転じて ) 手足など節くれだって痩(や)せたもの。
    1. [初出の実例]「ぐっとふみ出す両足は、顔に似合ぬ古木(コボク)也」(出典:浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)一)

ふる‐き【古木】

  1. 〘 名詞 〙 多くの年を経た木。老樹。また、一度使用した材木。こぼく
    1. [初出の実例]「鈴鹿川きりの古木のまろ木ばしこれもや琴の音に通ふらん」(出典:五社百首(1190))
    2. 「敗材(〈注〉フルキ)枯竹を縛し、罩包するに破席を以す」(出典:都繁昌記(1837)乞食)

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デジタル大辞泉プラス 「古木」の解説

古木

薄氷本舗五郎丸屋(富山県小矢部市)が製造・販売する干菓子ココア抹茶和三盆いちごの4種類の風味がある。

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普及版 字通 「古木」の読み・字形・画数・意味

【古木】こぼく

老樹。

字通「古」の項目を見る

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