デジタル大辞泉
「古木」の意味・読み・例文・類語
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こ‐ぼく【古木】
〘名〙
① 年を経た樹木。老木。
※凌
雲集(814)奉和傷右衛大将軍故宿禰御製〈
小野岑守〉「滋
唯泣早朝露、古木空浮薄暮煙」 〔
江総‐卞山楚廟詩〕
② 香木の名、
分類は
羅国(らこく)。
香味は苦甘辛。六十一種名香の一つ。佐々木道誉所持という。
※志野宗信筆記(香道秘伝所収)(1501か)「古木(コボク)と号する事、道誉老人作分のよし」
③ (①から転じて)
手足など節くれだって痩
(や)せたもの。
ふる‐き【古木】
〘名〙
多くの年を経た木。老樹。また、一度使用した
材木。こ
ぼく。
※五社百首(1190)「鈴鹿川きりの古木のまろ木ばしこれもや琴の音に通ふらん」
※都繁昌記(1837)乞食「敗材(〈注〉フルキ)
枯竹を縛し、罩包するに破席を以す」
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普及版 字通
「古木」の読み・字形・画数・意味
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