日本歴史地名大系 「諏訪河原村」の解説 諏訪河原村すわがわらむら 神奈川県:川崎市高津区諏訪河原村[現在地名]高津区諏訪(すわ)北を多摩川が流れ、南は北見方(きたみかた)村、西は二子(ふたこ)村に接する。川附通(かわつきどお)り・兵庫島(ひようごしま)・向河原(むかいがわら)の小字がある。「風土記稿」は北条家の家臣諏訪左近頼久により開発されたと記す。田園簿に「諏訪川原町」とみえる。村内の熊沢(くまざわ)は弘治二年(一五五六)一二月一八日吉良頼康年貢請取印判状(大平文書)に「熊沢分五貫□皆納」とみえ、吉良氏領に含まれると推定される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by