精選版 日本国語大辞典 「論物は中から取る」の意味・読み・例文・類語 ろんずる【論】 物(もの)は中(なか)から取(と)る 相争っているときは、第三者が中にはいってそれを取る、または預かっておくの意。第三者が取って自己の利益とする。また、二人の間を調停する。争う物は中より取る。[初出の実例]「ろんずる物は中からとれといふ事が有程に、是は某がとるぞ」(出典:虎明本狂言・茶壺(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例