諫院(読み)かんいん(その他表記)Jian-yuan; Chian-yüan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「諫院」の意味・わかりやすい解説

諫院
かんいん
Jian-yuan; Chian-yüan

中国の天子をいさめる任務をもつ諫官の勤める庁舎。諫奏を職とする官僚は唐では門下省,中書省に配属され,宋初までは独自の官署をもたなかった。ところが宋の仁宗の明道1 (1032) 年に諫官陳執中が院の設置を請い,門下省を移してその跡を諫院とした。当時は宋の文治政治の盛期で,皇帝権の強化と対応して文臣の発言権が高まり,諫言の意義も高く評価され,特に有為な人材が諫官にあてられた。

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