講印(読み)こうじるし

精選版 日本国語大辞典 「講印」の意味・読み・例文・類語

こう‐じるし【講印】

〘名〙 講の名を書いて、その講中の者の宿泊所であることを示した印。講札(こうふだ)
浄瑠璃・生写朝顔話(1832)宿屋段口「店は講札・講印(カウじるし)、かけ渡したる暖簾も」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android