謹厚(読み)キンコウ

デジタル大辞泉 「謹厚」の意味・読み・例文・類語

きん‐こう【謹厚】

[名・形動]つつしみ深く、まじめで温厚なこと。また、そのさま。「謹厚人柄

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精選版 日本国語大辞典 「謹厚」の意味・読み・例文・類語

きん‐こう【謹厚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) つつしみ深く温厚なこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「例の人のやうに、これなかくないひわらひそ。いときんこうなるものを」(出典:枕草子(10C終)八)
    2. 「諸事内輪を懃厚に沙汰いたし候得は」(出典:朝倉孝景条々(1471‐81)英林壁書・一六条)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐光武帝紀〕

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普及版 字通 「謹厚」の読み・字形・画数・意味

【謹厚】きんこう

つつしみ深く、重厚。〔後漢書、光武帝紀上〕光武の絳衣大冠するを見るにんで、皆きて曰く、厚なるも、亦た復(ま)た之れを爲すかと。乃ち稍(やや)自ら安んず。

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