普及版 字通 「譌」の読み・字形・画数・意味
譌
19画
(異体字)訛
11画
[字訓] いつわる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は爲(為)(い)。〔説文〕三上に「譌言なり」とし、「詩に曰く、民の譌言」の句を引く。今本は「訛言」に作る。金文の〔中山王諸器〕にも訛に作る字がある。〔書、尭典〕「南訛」を〔史記、五帝紀〕に「南爲」に作る。
[訓義]
1. いつわる、いつわりのことば。
2. あやまり、あやまる。
3. 〔玉〕に「妖言を譌と曰ふ」とあり、およずれごと。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕訛・譌 イツハル・アヤマレリ・タガフ・カザル・カマビスシ・ウゴク・ウゴカス・ヨコタ(ナ)ハル・ヒナフ
[熟語]
譌火▶・譌言▶・譌雑▶・譌字▶・譌舛▶・譌▶
[下接語]
澆譌・訂譌・浮譌・妖譌
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報