識情(読み)しきじょう

精選版 日本国語大辞典 「識情」の意味・読み・例文・類語

しき‐じょう‥ジャウ【識情】

  1. 〘 名詞 〙 仏語事物を識別することと感情。総じて迷情による心のはたらきをさす。情識
    1. [初出の実例]「かくのごとく識情を廻らして、主君父母をも離れえず」(出典:明和本正法眼蔵随聞記(1235‐38)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android