普及版 字通 「譟」の読み・字形・画数・意味
譟
20画
(異体字)噪
16画
[字訓] さわぐ・よろこぶ
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(そう)。
は多くの祝
の器(
(さい))を木の枝に著けて祈る形。〔説文〕三上に「擾(みだ)るるなり」とあり、喧噪する意。さわぎたてて神に祈ることをいう語である。[訓義]
1. さわぐ、かまびすしい。
2. よろこぶ。
3. なく、なきさけぶ。
4. つつみうつ、おと。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕譟 マホル 〔字鏡集〕譟 ヨブ・トドム・モシ・ミダリガハシク・マホル・イタル
[語系]
譟・噪s
は同声。噪は〔説文〕未収。〔玉
〕に「呼噪するなり」とあって、群呼することをいう。二字はもと同字であろう。騷(騒)suも同系。
suはまた
に作る。[熟語]
譟
▶・譟
▶・譟急▶・譟狂▶・譟鼓▶・譟詐▶・譟聚▶・譟擾▶[下接語]
譟・叫譟・狂譟・驚譟・群譟・喧譟・呼譟・鼓譟・聚譟・跳譟・怒譟出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

