警察庁による銃撃事件検証

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警察庁による銃撃事件検証

7月8日に奈良市で発生した安倍晋三元首相銃撃事件で、警察庁は8月25日、警護の検証・見直し結果の報告書を公表した。元首相が銃撃されたのは「後方の空白」と、警護計画の不備などが要因で、事件を防げた可能性があると指摘。改善策として、警察庁による都道府県警への関与強化を掲げ、基本的事項を定めた新たな「警護要則」を制定した。警察庁長官だった中村格なかむら・いたる氏は報告書を公表したこの日に「人心を一新した新しい体制で臨む」と辞任意向表明。30日付で露木康浩つゆき・やすひろ氏が警察庁次長から長官に就いた。奈良県警本部長の鬼塚友章おにづか・ともあき氏も30日付で辞職した。

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