谷中養泉寺門前(読み)やなかようせんじもんぜん

日本歴史地名大系 「谷中養泉寺門前」の解説

谷中養泉寺門前
やなかようせんじもんぜん

[現在地名]台東区谷中やなか五丁目

谷中町の北方、養泉寺の門前に形成された拝領町屋。東の道を隔てた向い側が谷中感応寺やなかかんのうじ中門前町、西と北は養泉寺境内、南は谷中感応寺新門前町。門前町屋は明和七年(一七七〇)寺社奉行より一〇ヵ年季で家作が許可されたが、文化七年(一八一〇)の切替えに表間口一四間のところ明地八間分を申告しなかったので、翌年からはその部分は家作を許可されなかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android