谷田沼村(読み)やたぬまむら

日本歴史地名大系 「谷田沼村」の解説

谷田沼村
やたぬまむら

[現在地名]富津市八田沼やたぬま

きぬ村の南、岩瀬いわせ川を挟んで隣接する。吉野よしの郷七村のうちで、史料上は八田沼とも。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に谷田沼村とみえ、高四四八石。元禄郷帳では高四四〇石余で、幕末も同様。地内の能満のうまん寺蔵王権現の明和四年(一七六七)棟札では旗本大久保領で幕末に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android