豊井村(読み)とよいむら

日本歴史地名大系 「豊井村」の解説

豊井村
とよいむら

[現在地名]天理市豊井町

布留ふる村北方に連なる山麓集落。三箇院家抄(内閣文庫蔵大乗院文書)百十一溝代一町」のなかに「一反六斗二升代豊田北押領、一反六斗二升代豊井押領」とあり、「多聞院日記」永正三年(一五〇六)九月一九日条に「自去十六日筒井与力衆内衆豊井・豊田・別所・布留、櫟本辺陣取了」、同月二四日条には「於豊井討死衆侍衆計荒注之」とある。中世、豊井氏(宗英)居城地(国民郷士記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android