デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊国別皇子」の解説 豊国別皇子 とよくにわけのおうじ 記・紀にみえる景行(けいこう)天皇の皇子。「日本書紀」によれば,景行天皇13年,天皇が九州遠征で襲(そ)の国を平定し,高屋宮に滞在した際,その国の佳人御刀媛(みはかしひめ)を妃(きさき)として生んだという。日向国造(ひゅうがのくにのみやつこ)の祖とされる。「古事記」では豊国別王,母の名は日向之美波迦斯毘売(ひむかのみはかしびめ)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例