豊国別皇子(読み)とよくにわけのおうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊国別皇子」の解説

豊国別皇子 とよくにわけのおうじ

記・紀にみえる景行(けいこう)天皇皇子
日本書紀」によれば,景行天皇13年,天皇が九州遠征で襲(そ)の国を平定し,高屋宮に滞在した際,その国の佳人御刀媛(みはかしひめ)を妃(きさき)として生んだという。日向国造(ひゅうがのくにのみやつこ)の祖とされる。「古事記」では豊国別王,母の名は日向之美波迦斯毘売(ひむかのみはかしびめ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む