豊新田(読み)とよばみしんでん

日本歴史地名大系 「豊新田」の解説

新田
とよばみしんでん

[現在地名]輪之内町塩喰しおばみ

大吉おおよし輪中北部に位置し、西は塩喰村、東はなか堤を境に旧福束ふくづか輪中の藻池もいけ村・福束新田、南は大吉新田。宝永元年(一七〇四)の濃州川々取払普請所絵図(林家蔵)などでは、西は石堰いしぜき川を挟んで塩喰村。寛文五年(一六六五)大吉新田の開発に伴い、大吉輪中の灌漑用水取水のため揖斐いび川の水を導入し、堤に樋管を伏込んで当地に引き、取水したといわれ、当村の開発は同七年頃とされる(輪之内町史)。元禄郷帳に豊喰村(元禄郡高寄帳などでは豊喰新田)とみえ、幕府領、村高七二七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 幕末 建立

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む