豊玉神社(読み)とよたまひめじんじや

日本歴史地名大系 「豊玉神社」の解説

豊玉神社
とよたまひめじんじや

[現在地名]指宿市岩本 麓

JR指宿枕崎線薩摩今和泉さつまいまいずみ駅の北西約二〇〇メートルの地に鎮座する。今和泉郷の産土神として尊崇され、中宮ちゆうぐう大明神社と称された。祭神豊玉姫命。旧郷社。「三国名勝図会」によれば、この地は開聞宮(現枚聞神社)の所領であったため祭神の一柱である豊玉姫を勧請し、姫が彦火火出見命の中宮であったことから中宮大明神(通称デメジンサー)と称したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 神仏習合 和泉

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android