精選版 日本国語大辞典 「貂蝉」の意味・読み・例文・類語 ちょう‐ぜんテウ‥【貂蝉】 〘 名詞 〙 貂(てん)の尾と蝉(せみ)の羽を用いた冠の飾り。また、その冠。貂の毛は華美でなく、蝉は露を飲んで清らかだというところから、ともに君子の徳にかたどったもの。また、その冠をつける人。高位高官。[初出の実例]「燈燭和レ光、貂蝉交レ領」(出典:菅家文草(900頃)五・惜残菊)[その他の文献]〔漢書‐劉向伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例