貝割(読み)カイワリ

デジタル大辞泉 「貝割」の意味・読み・例文・類語

かい‐わり〔かひ‐〕【貝割(り)/卵割(り)/×穎割(り)】

《貝や卵を二つに割って開いた形の意》
アジ科の海水魚全長約30センチ。体高が高く、著しく卵円形に側扁する。南日本に産し、底引網で漁獲され、美味。ひらあじ。おきあじ。
貝割り菜」に同じ。
帯を2の形に結ぶ結び方。貝割り帯。
袖口をまん中でくくって上下2の形に分けたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「貝割」の意味・読み・例文・類語

かい‐われかひ‥【貝割】

  1. 〘 名詞 〙かいわりな(貝割菜)
    1. [初出の実例]「かいわれの菜を伯母聟にたんのさす」(出典:雑俳・住吉みやげ(1708))

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動植物名よみかた辞典 普及版 「貝割」の解説

貝割 (カイワリ)

学名Caranx equula
動物。アジ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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