…貝殻を加工して作った先史時代の腕輪。貝釧(かいくしろ)ともいう。縄文時代にはベンケイガイ,サルボオ,アカガイなどのやや大型の二枚貝の殻頂部を打ち欠いて孔をあけただけのものや,イタボガキの背面に孔をあけた簡単なものであった。…
…《万葉集》には〈くしろ〉〈たまくしろ〉などの用例があり,柿本人麻呂の〈くしろ着く手節(たふし)の崎に〉(巻1)の歌によって,手節すなわち手首に着装したこともわかる。考古学用語としては,主として古墳時代の遺物にこの語を用いて,材質によって石釧,貝釧,銅釧(かなくしろ)などを区別し,形態によって鈴をつけた銅釧を鈴釧などとよぶ。【小林 行雄】。…
※「貝釧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...