貝鎬(読み)カイシノギ

デジタル大辞泉 「貝鎬」の意味・読み・例文・類語

かい‐しのぎ〔かひ‐〕【貝×鎬】

刀剣しのぎが角立たないで、普通よりは少し丸みのあるもの。その膨らみが貝の形に似ているところからいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貝鎬」の意味・読み・例文・類語

かい‐しのぎかひ‥【貝鎬】

  1. 〘 名詞 〙 刀剣の鎬が角立たないで、普通よりは少し丸みのあるもの。そのふくらみが貝の形に似ているところからいう。
    1. [初出の実例]「かし鳥威の鎧著て、三尺六寸のかひしのぎの太刀を抜き、甲の真向に指かざし」(出典:太平記(14C後)一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む