負郭(読み)ふかく

精選版 日本国語大辞典 「負郭」の意味・読み・例文・類語

ふ‐かく‥クヮク【負郭】

  1. 〘 名詞 〙 ( 城郭を背に負う意 ) 城下付近の地。
    1. [初出の実例]「陳丞相之負郭、塵轍慙霜」(出典:詩序集(1133頃)月下多軒騎詩序〈平光俊〉)
    2. [その他の文献]〔史記‐蘇秦伝〕

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普及版 字通 「負郭」の読み・字形・画数・意味

【負郭】ふかく(くわく)

城郭の外。近郊。〔史記秦伝〕我をして陽(らくやう)郭の田二頃らしめば、吾(われ)豈に能く六國の相印を佩(お)びんや。

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