貧女の一灯長者の万灯(読み)ひんにょのいっとうちょうじゃのまんとう

精選版 日本国語大辞典 「貧女の一灯長者の万灯」の意味・読み・例文・類語

ひんにょ【貧女】 の 一灯(いっとう)長者(ちょうじゃ)の万灯(まんとう)

  1. ( 「阿闍世王授決経」「賢愚経」から ) たとえ少額でも貧しい人のまごころのこもった寄進は、富んだ者の多額の寄進よりもまさっていることをいう。物の多少よりも誠意が大切だというたとえ。長者万灯より貧女一灯貧者の一灯。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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