デジタル大辞泉 「貫き入る」の意味・読み・例文・類語 ぬき‐い・る【▽貫き入る】 [動ラ下二]鞭むちについたひもの輪を手首にはめ入れる。「手に―・れたる鞭を抜出して」〈保元・上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「貫き入る」の意味・読み・例文・類語 ぬき‐い・る【貫入】 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 つらぬいて入れる。とおして入れる。[初出の実例]「腹帯強く結て、鞭、手に貫入れて」(出典:今昔物語集(1120頃か)二七)「黒木の数珠手にぬきいれておはします」(出典:葉子十行本平家(13C前)一二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例