日本歴史地名大系 「貫井南遺跡」の解説 貫井南遺跡ぬくいみなみいせき 東京都:小金井市貫井村貫井南遺跡[現在地名]小金井市貫井南町二丁目国分寺市東恋ヶ窪(ひがしこいがくぼ)を水源とする野(の)川が武蔵野台地の崖線下を東流し、右岸の立川段丘に沿って比高約二メートルの崖線を形成している。遺跡は崖線からの湧水(下弁天池)を中心に立川段丘上に東西二五〇メートル・南北三〇〇メートルに分布し、標高は約五四メートル。昭和四七年(一九七二)に都道建設工事に先立って発掘調査が行われ、縄文時代中期の住居跡一七軒と土壙一二基などを検出した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報