貫木・関木・閂(読み)かんのき

精選版 日本国語大辞典 「貫木・関木・閂」の意味・読み・例文・類語

かん‐の‐き クヮン‥【貫木・関木・閂】

〘名〙
① =かんぬき(閂)①〔十巻本和名抄(934頃)〕
義経記(室町中か)四「門外に向ひ出て、くゎんの木を外し、戸びらの片方押開き」
③ 刀を横に水平にさすこと。また、その状態かんぬきざし。
※読本・昔話稲妻表紙(1806)五「ぱっぱの鮫函(さめざや)大小を関(クヮン)の木(キ)におび」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android