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貰い湯 モライユ

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デジタル大辞泉の解説

もらい‐ゆ〔もらひ‐〕【×貰い湯】

よその家の風呂に入れてもらうこと。
江戸時代、正月と盆の16日の銭湯。この日、三助(さんすけ)が客からの祝儀をもらうことになっていた。
「―に入りて六欲の皮を磨(すりむ)き」〈滑・浮世風呂・前〉

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大辞林 第三版の解説

もらいゆ【貰い湯】

他人の家の風呂に入れてもらうこと。 「隣家へ-に行く」
正月と盆の16日の湯の称。この日は湯屋の三助さんすけが客から祝儀をもらうことになっていた。 「明日-に入りて六欲の皮を磨すりむき/滑稽本・浮世風呂

出典|三省堂
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世界大百科事典内の貰い湯の言及

【三助】より

…物日(ものび)などには祝儀をくれ,月ぎめで〈ながし代〉を払っているような客がくると,ふんどし姿の三助は留桶(とめおけ)と呼ぶ特別の小判形の桶に上がり湯を汲んで背中を流し,洗い終わるとまた上がり湯を汲んで客のわきに置いた。ふだんの収入は〈ながし代〉だけであったが,盆と正月の十六日などに行われた〈貰い湯(もらいゆ)〉が三助の最大の収入源となった。〈貰い湯〉は三助がもらう湯の意味で,その日三助は燃料費だけを除き,あとの入浴料金すべてを収入とするならわしだったが,明治以後すたれた。…

【銭湯】より

…入浴料をとって入浴させる公衆浴場。洗湯とも書く。鎌倉時代末に京都祇園社内に銭湯のあったことが記録にあり,室町時代には市中の施設として,ある程度普及していたようである。江戸時代に入ると,江戸をはじめとする大都市に武士,商人,職人,さらに日雇などと呼ばれた都市下層民も含めて膨大な人口が集中し,これら都市生活者を客として営業する銭湯が普及した。例えば江戸時代後期,江戸の中心部では1町に1~2軒の割で銭湯があり,全国各地の城下町,港町などでも銭湯が必ず営業していた。…

※「貰い湯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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