デジタル大辞泉 「買持米」の意味・読み・例文・類語 かいもち‐まい〔かひもち‐〕【買持米】 江戸時代、米商人が買い蓄えておく米。米価の高騰を見込んでの買い持ちのほか、幕府や封建領主が、米価調節の目的で買い持ちをさせる場合があった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「買持米」の意味・読み・例文・類語 かいもち‐まいかひもち‥【買持米】 〘 名詞 〙 江戸時代、米価の高騰を予想して多く米商人が買いたくわえておく米。囲持(かこいも)ち米。[初出の実例]「連年凶作続にて米直段高直、下々難渋募り候に付、申(七年)十二月商人買持米売出方申達候得共、于今験も無之」(出典:町方奉行所留(尾張)‐天保八年(1837)三月) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例