買置(読み)かいおき

精選版 日本国語大辞典 「買置」の意味・読み・例文・類語

かい‐おきかひ‥【買置】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 値上がりを予想して買って貯えておくこと。また、その品物
    1. [初出の実例]「利をとらうとてこそ銭をもった者はかいをきをばすれ」(出典:史記抄(1477)一五)
  3. 余分に買ってすぐ使わないでしまっておくこと。また、その品物。
    1. [初出の実例]「棚の笊に馬鈴薯の買ひ置きがあるので」(出典:桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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