コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

貸鍬 かしぐわ

1件 の用語解説(貸鍬の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

かしぐわ【貸鍬】

農具の鍬を農家以外の者が大量に所有し,これを農家に貸与する慣行およびその対象となる鍬そのものをいう。新潟県下で上・中越地方を中心にかつて広く存在した。貸されるのは風呂鍬や三本鍬などの鍬先で,稲こきなどの農具もあった。貸料は時代や地域によっても異なるが,鍬1挺年間玄米2升5合~3升というのが一般的である。貸主は農鍛冶が大部分であるが,三条・見附地方では陸(おか)鍛冶という鍛冶問屋や金物商がこれにあたることもあり,一軒で3000挺近い貸鍬を持つ場合もまれではなかった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

貸鍬の関連キーワード具の者新規就農者土地持ち非農家農業サービス事業体農業事業体農家以外の農業事業体その他の事業体主業農家準主業農家副業的農家

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone