賢を賢として色に易えよ(読み)けんをけんとしていろにかえよ

精選版 日本国語大辞典 「賢を賢として色に易えよ」の意味・読み・例文・類語

けん【賢】 を 賢(けん)として色(いろ)に易(か)えよ

  1. ( 「論語‐学而」の「賢賢易色、事父母能竭其力」による ) 賢者を賢者として慕うこと、人が美人を好むようにせよの意。一説に、賢人を尊重するならば、顔色をかえるほどであれの意。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「『賢(ケン)を賢として色に易(カヘ)よ』と、唐(から)親父がむだをいひ」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)里のをだ巻評)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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