質財(読み)しちざい

精選版 日本国語大辞典 「質財」の意味・読み・例文・類語

しち‐ざい【質財】

  1. 〘 名詞 〙 質入れする品物質草質物抵当
    1. [初出の実例]「或期重契、強責質財」(出典:続日本紀‐宝亀一〇年(779)九月甲午)
    2. 「在々所々に令隠住牢輩等、質屋方え押込を仕り質財をうばひとるのよし、其聞候」(出典:室町殿日記(1602頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android